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中国の絶滅危惧種ヨウスコウワニ、今後10年で2倍に復活か [地球温暖化]



【4月20日 AFP】絶滅が危惧されている中国原産のヨウスコウワニの個体数が、5年から10年の間に2倍以上に増加する見込みだと19日、地元メディアが報じた。

 中国東部安徽(Anhui)省にある中国ワニ自然保護区(Chinese Alligators Protection Nature Reserve)のWang Chaolin氏が、5年前より広範囲で現在120頭以上のワニが繁殖していると国営新華社(Xinhua)通信に語った。

 Wang氏は「初めて野生ワニの赤ちゃんを発見した。通常、彼らの生存率はわずか2%。赤ちゃんを発見することができたということは、種の個体数が増加していることを示す」と話した。

 Wang氏によると、ワニの赤ちゃんを保護し、飼育・繁殖させたワニを自然に帰したことが、種を絶滅の淵から救うのに役だった。

 新華社の報道によると、かつてヨウスコウワニは特に中国の東沿岸地域で大量に生息していたが、汚染や温暖化、人の活動などによって、世界で最も絶滅が危惧される野生動物の1つに数えられるようになった。

 Wang氏は「近い将来、個体数が300頭にまで戻ると確信している。しかし人間は依然、動物にとって最大の脅威だ」と語った。

 30年前に中国ワニ繁殖研究センター(Chinese Alligator Breeding Research Centre)が安徽省に設置されて以来、センターが保護したワニの数は200頭から10000頭以上にまで増えている。(c)AFP


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