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自動車CO2排出量が減少傾向に、BMWとマツダがけん引 欧州調査 [地球温暖化]



【9月16日 AFP】ドイツ自動車大手BMWと日本の自動車メーカーのマツダ(Mazda)が、自動車の二酸化炭素(CO2)排出量の削減傾向をけん引し、クリーンカー市場でライバル企業を大きく引き離している――。こうした内容の報告書を、欧州交通環境連盟(European Federation for Transport and Environment)が15日発表した。報告書では、欧州連合(EU)による排出量規制の効果が現れ始めているとも指摘されている。

 報告書によると、自動車大手14社が08年に製造した自動車の1台あたりの二酸化炭素排出量は、前年比で3.3%減少した。

 なかでも、BMWは1台あたり10.2%の削減を達成し、14社の中で最も良い結果となった。また、マツダも1台あたり8.2%の削減を達成した。ただし、報告書は、これまでにCO2排出量が多かった企業の方が、クリーンカーをすでに製造している企業と比べて削減が容易であることを指摘した。

 欧州交通環境連盟のジョス・ディングス(Jos Dings)代表は、「CO2の平均排出量の減少が、仮に、金融危機やガソリン価格、消費者行動の変化などのみに起因するのであれば、調査した全社で均等に排出量が削減したはずだ」と指摘。「しかし、実際に起きていることは、自動車メーカー各社が、排出削減量や車種の変更などをどの程度行う必要があるのかを検討している状態」と述べ、欧州連合が前年導入した排出量規制が効果を出していると語った。

 BMWやマツダと比較して、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)や日本のトヨタ自動車(Toyota Motor)、ホンダ(Honda Motors)は、「比較的低い結果」にとどまった。これは、3社が、燃費を向上させるための技術の多くを、すべての車種に採用するのではなく、1つのオプションとして提供していることが原因だという。

 前年、欧州連合の加盟国は、2012-15年の間で、新車のCO2排出量を現状の1キロメートルあたり150グラムから130グラムに引き下げることを義務づける規制案に合意した。違反した場合、1台あたり95ユーロ(約1万3000円)の罰金を課される可能性が高い。(c)AFP
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タグ:CO2排出量
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