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9月1日 AFP】中国南西部・貴州(Guizhou)省施秉(Shibing)で8月25日、化学工場から発生する大量の煙が確認された。同国では急速な経済発展の裏では、深刻な環境汚染が続いているとみられる。(c)AFP CHINA XTRA
【9月1日 AFP】アフリカ・マダガスカルでは、キツネザルの密猟が急増しており、キツネザルの多くの種の生存が危ぶまれている。密猟されたキツネザルは、「高級食材」としてレストランに売却されるという。国際環境保護団体「コンサベーション・インターナショナル(Conservation International、CI)」は、マダガスカルでのキツネザルの乱獲を止めさせるよう国際社会に呼びかけている。(c)AFP
【8月31日 AFP】仏野鳥保護団体「Bird Protection Leagu、LPO」は30日、フランスで古くから食用にされてきた小鳥、ズアオホオジロを密猟から守るために「特殊部隊」を派遣したことを明らかにした。
ズアオホオジロは親指ほどの大きさの小さな鳥。フランスでは、ブランデーに漬けた後、丸焼きにし、頭から骨まで食べられる究極のグルメ料理として美食家に供されてきた。
フランソワ・ミッテラン(Francois Mitterrand)元大統領の伝記には、元大統領が1995年、死去する前最後に食べた夕食でズアオホオジロを堪能する描写が描かれている(ミッテラン氏の友人らは、この記述を否定している)。
フランスは1999年、ズアオホオジロを保護対象に指定し、狩猟や売買を禁止している。
それでもズアオホオジロの乱獲は止まらない。密猟者らはズアオホオジロをかごの中で太らせたあと、闇市場では1羽あたり150ユーロ(約2万円)で売りさばいているという。
こうした乱獲を防ぐため、LPOは30日未明、フランス南西部ランデ(Landes)地方に特殊訓練を受けた隊員7人を送り込んだ。隊員らは、ズアオホオジロ捕獲用の罠の撤去にあたっているという。
LPOのAllain Bougrain-Dubourg代表によると、ズアオホオジロがアフリカから飛来する8月から9月にかけて、毎年、約3万羽が捕獲されているが、前年に逮捕され罰金を科された密猟者はわずか8人だ。LPOは、フランス政府の対応は甘すぎると批判し、忍耐の厳戒を越えたため、強硬手段に踏み切ったと説明している。(c)AFP
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インドのジャム・カシミール(Jammu and Kashmir)州スリナガル(Srinagar)にあるダル湖(Dal Lake)で水草の除去作業が進められている。ヒマラヤ山脈に囲まれたこの湖は水質汚染のため水面が水草で覆われてしまうおそれがあることから、当局はそれを防ぐため水草を取り除くなどの対策を強化している。
写真は、ダル湖を覆う水草を取り除く当局の職員(2009年8月26日撮影)。(c)AFP/Tauseef MUSTAFA
【8月31日 AFP】インド南部ゴア(Goa)州では、観光業にとって大きな問題が持ちあがっている。インド有数のリゾート地の白い砂浜が海岸浸食に脅かされているのだ。ゴア州議会は前月、105キロに及ぶ海岸線の10%以上が浸食されていることを明らかにした。事態の深刻化を受けて、同州の2つの主要ビーチ、南部のコルバ(Colva)や北部のココビーチ(Coco Beach)は、浸食被害を防止するための、「ジオチューブ(Geotube)」と呼ばれるゴム製の装置を設置している。(c)AFP
中国・北京(Beijing)市内の地壇(Temple of Earth)公園で28日、国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)が、12月にデンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)で開かれる国連気候変動枠組条約(UN Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)の第15回締約国会議(COP15)まで残り100日となったのを記念して、子ども100人の氷の立像を展示した。
長江(揚子江、Yangtze)、黄河(Yellow River)、ガンジス(Ganges)川の水を使い、3週間あまりかけて作られた氷の立像は、気候変動によって水不足の脅威にさらされているアジア10億人の「消えゆく未来」を象徴しているという。
写真は、北京・地壇公園で展示される子どもの氷の立像(2009年8月28日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN
【8月28日 AFP】地球上の既知の動植物をすべて網羅することを目指して2007年に立ち上げられたオンライン生物百科事典『Encyclopedia of Life』(EOL)が25日、発足2周年を迎えた。掲載項目は、15万種に達しているという。
同サイトは掲載に当たって、画像や動画も含めた情報を一般ユーザーから広く募集する方法をとっている。これまでに200か国以上、200万人近いユーザーから情報が寄せられた。こうした情報は専門家による確認を経て、正式にサイトにアップされ、その後は誰でもサイト上で自由に閲覧できる。
プロジェクトに数百万ドルを援助するジョン・アンド・キャサリン・マッカーサー基金(John and Catherine MacArthur Foundation)のアーサー・サスマン(Arthur Sussman)副会長は、「オンライン事典が完成すれば、研究者や政策立案者にとって、生物多様性や植物形状、動物の行動などに関する知識を深める強力なツールになるだろう」と、サイトの意義を語った。
EOLサイトのプロジェクト関係者は、10年をかけて地球上の既知の動植物全180万種を掲載したいと意気込む。(c)AFP
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ロンドン(London)南部ブラックヒース(Blackheath)で26日、気候変動対策を訴えるイベント「気候キャンプ(Climate Camp)」が始まり、約1000人の活動家が会場に集まった。参加者たちは、ドックランズ(Docklands)とカナリー・ウォーフ(Canary Wharf)を見下ろす丘にテントを設営した。写真は、テント設営の合間にキスをするカップル(2009年8月26日撮影)。(c)AFP/Leon Neal
米カリフォルニア(California)州ハリウッド(Hollywood)で25日、環境保護問題に関心の高いユーザーを対象にしたウェブサイト「Angry Green Girl」の開設を記念して、緑色のビキニを着た女性モデルたちが、ハイブリッド車を無料で洗浄するイベントが開かれた。同ウェブサイトは、エコ商品を使ったレビューや、掲示板、ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)を提供している(2009年8月25日撮影)。(c)AFP/GABRIEL BOUYS
大気汚染の影響で「良雨」が減少、中国 [環境問題]
【9月2日 AFP】中国の大気汚染は、過去50年間にわたって農業や水資源に不可欠な「小雨」の減少を招いている――。中国人研究者が1日、このような論文の内容を明らかにした。
スウェーデン、米国、中国で最近実施された調査によると、中国では1956年から2005年の間に、年間降水量はほぼ安定しているものの、小雨(1日あたりの降雨量が0.1ミリ以下)の日数が23%も減少した。
スウェーデンのイエーテボリ大学(Gothenburg University)の研究員、Deliang Chen氏は、その理由を、エアロゾル粒子と呼ばれる大気汚染物質粒子が雨雲の生成をさまたげているためと説明する。
小雨の減少は、農業にも影響を及ぼすという。大雨は土壌を流し、水がしみこまないばかりか浸食や洪水をもたらすのに対し、小雨は土壌にしみこみやすいため、農業では頼りにされている。そのため小雨は「良雨」とも呼ばれている。
Chen氏は、「大気汚染が気候にとってだけでなく、農業や経済にも悪影響を与えることは明らかだ」としている。(c)AFP
スウェーデン、米国、中国で最近実施された調査によると、中国では1956年から2005年の間に、年間降水量はほぼ安定しているものの、小雨(1日あたりの降雨量が0.1ミリ以下)の日数が23%も減少した。
スウェーデンのイエーテボリ大学(Gothenburg University)の研究員、Deliang Chen氏は、その理由を、エアロゾル粒子と呼ばれる大気汚染物質粒子が雨雲の生成をさまたげているためと説明する。
小雨の減少は、農業にも影響を及ぼすという。大雨は土壌を流し、水がしみこまないばかりか浸食や洪水をもたらすのに対し、小雨は土壌にしみこみやすいため、農業では頼りにされている。そのため小雨は「良雨」とも呼ばれている。
Chen氏は、「大気汚染が気候にとってだけでなく、農業や経済にも悪影響を与えることは明らかだ」としている。(c)AFP
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- メディア: 単行本
広域大気汚染―そのメカニズムから植物への影響まで (ポピュラー・サイエンス)
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- メディア: 単行本
タグ:大気汚染
化学工場から発生する大量の煙、中国 [地球温暖化]
9月1日 AFP】中国南西部・貴州(Guizhou)省施秉(Shibing)で8月25日、化学工場から発生する大量の煙が確認された。同国では急速な経済発展の裏では、深刻な環境汚染が続いているとみられる。(c)AFP CHINA XTRA
環境汚染で滅びないために―生物学者の目から見た環境問題 (東京理科大学・坊っちゃん選書)
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- メディア: 単行本
タグ:環境汚染
キツネザルの密猟が急増、高級食材としてレストランに マダガスカル [地球温暖化]
【9月1日 AFP】アフリカ・マダガスカルでは、キツネザルの密猟が急増しており、キツネザルの多くの種の生存が危ぶまれている。密猟されたキツネザルは、「高級食材」としてレストランに売却されるという。国際環境保護団体「コンサベーション・インターナショナル(Conservation International、CI)」は、マダガスカルでのキツネザルの乱獲を止めさせるよう国際社会に呼びかけている。(c)AFP
タグ:キツネザル
小鳥を美食の犠牲から守れ、仏野鳥保護団体が特殊部隊 [地球温暖化]
【8月31日 AFP】仏野鳥保護団体「Bird Protection Leagu、LPO」は30日、フランスで古くから食用にされてきた小鳥、ズアオホオジロを密猟から守るために「特殊部隊」を派遣したことを明らかにした。
ズアオホオジロは親指ほどの大きさの小さな鳥。フランスでは、ブランデーに漬けた後、丸焼きにし、頭から骨まで食べられる究極のグルメ料理として美食家に供されてきた。
フランソワ・ミッテラン(Francois Mitterrand)元大統領の伝記には、元大統領が1995年、死去する前最後に食べた夕食でズアオホオジロを堪能する描写が描かれている(ミッテラン氏の友人らは、この記述を否定している)。
フランスは1999年、ズアオホオジロを保護対象に指定し、狩猟や売買を禁止している。
それでもズアオホオジロの乱獲は止まらない。密猟者らはズアオホオジロをかごの中で太らせたあと、闇市場では1羽あたり150ユーロ(約2万円)で売りさばいているという。
こうした乱獲を防ぐため、LPOは30日未明、フランス南西部ランデ(Landes)地方に特殊訓練を受けた隊員7人を送り込んだ。隊員らは、ズアオホオジロ捕獲用の罠の撤去にあたっているという。
LPOのAllain Bougrain-Dubourg代表によると、ズアオホオジロがアフリカから飛来する8月から9月にかけて、毎年、約3万羽が捕獲されているが、前年に逮捕され罰金を科された密猟者はわずか8人だ。LPOは、フランス政府の対応は甘すぎると批判し、忍耐の厳戒を越えたため、強硬手段に踏み切ったと説明している。(c)AFP
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タグ:野鳥保護
水質汚染の進むインドのダル湖、水草の除去作業を実施 [地球温暖化]
インドのジャム・カシミール(Jammu and Kashmir)州スリナガル(Srinagar)にあるダル湖(Dal Lake)で水草の除去作業が進められている。ヒマラヤ山脈に囲まれたこの湖は水質汚染のため水面が水草で覆われてしまうおそれがあることから、当局はそれを防ぐため水草を取り除くなどの対策を強化している。
写真は、ダル湖を覆う水草を取り除く当局の職員(2009年8月26日撮影)。(c)AFP/Tauseef MUSTAFA
タグ:水質汚染
海岸浸食防止の秘密兵器「ジオチューブ」、インドのリゾートビーチに登場 [環境問題]
【8月31日 AFP】インド南部ゴア(Goa)州では、観光業にとって大きな問題が持ちあがっている。インド有数のリゾート地の白い砂浜が海岸浸食に脅かされているのだ。ゴア州議会は前月、105キロに及ぶ海岸線の10%以上が浸食されていることを明らかにした。事態の深刻化を受けて、同州の2つの主要ビーチ、南部のコルバ(Colva)や北部のココビーチ(Coco Beach)は、浸食被害を防止するための、「ジオチューブ(Geotube)」と呼ばれるゴム製の装置を設置している。(c)AFP
タグ:浸食
子ども100人の氷の立像、「消えゆく未来」に警鐘 北京 [地球温暖化]
中国・北京(Beijing)市内の地壇(Temple of Earth)公園で28日、国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)が、12月にデンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)で開かれる国連気候変動枠組条約(UN Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)の第15回締約国会議(COP15)まで残り100日となったのを記念して、子ども100人の氷の立像を展示した。
長江(揚子江、Yangtze)、黄河(Yellow River)、ガンジス(Ganges)川の水を使い、3週間あまりかけて作られた氷の立像は、気候変動によって水不足の脅威にさらされているアジア10億人の「消えゆく未来」を象徴しているという。
写真は、北京・地壇公園で展示される子どもの氷の立像(2009年8月28日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN
史上最大規模のオンライン生物百科事典、掲載数15万を超える [動物愛護]
【8月28日 AFP】地球上の既知の動植物をすべて網羅することを目指して2007年に立ち上げられたオンライン生物百科事典『Encyclopedia of Life』(EOL)が25日、発足2周年を迎えた。掲載項目は、15万種に達しているという。
同サイトは掲載に当たって、画像や動画も含めた情報を一般ユーザーから広く募集する方法をとっている。これまでに200か国以上、200万人近いユーザーから情報が寄せられた。こうした情報は専門家による確認を経て、正式にサイトにアップされ、その後は誰でもサイト上で自由に閲覧できる。
プロジェクトに数百万ドルを援助するジョン・アンド・キャサリン・マッカーサー基金(John and Catherine MacArthur Foundation)のアーサー・サスマン(Arthur Sussman)副会長は、「オンライン事典が完成すれば、研究者や政策立案者にとって、生物多様性や植物形状、動物の行動などに関する知識を深める強力なツールになるだろう」と、サイトの意義を語った。
EOLサイトのプロジェクト関係者は、10年をかけて地球上の既知の動植物全180万種を掲載したいと意気込む。(c)AFP
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タグ:生物百科事典
ロンドンで「気候キャンプ」、テントを張って気候変動対策を訴える [地球温暖化]
ロンドン(London)南部ブラックヒース(Blackheath)で26日、気候変動対策を訴えるイベント「気候キャンプ(Climate Camp)」が始まり、約1000人の活動家が会場に集まった。参加者たちは、ドックランズ(Docklands)とカナリー・ウォーフ(Canary Wharf)を見下ろす丘にテントを設営した。写真は、テント設営の合間にキスをするカップル(2009年8月26日撮影)。(c)AFP/Leon Neal
タグ:気候変動
水着モデルがハイブリッド車を無料洗浄、エコサイト開設イベント 米ハリウッド [地球温暖化]
米カリフォルニア(California)州ハリウッド(Hollywood)で25日、環境保護問題に関心の高いユーザーを対象にしたウェブサイト「Angry Green Girl」の開設を記念して、緑色のビキニを着た女性モデルたちが、ハイブリッド車を無料で洗浄するイベントが開かれた。同ウェブサイトは、エコ商品を使ったレビューや、掲示板、ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)を提供している(2009年8月25日撮影)。(c)AFP/GABRIEL BOUYS